九州大学・妹尾武治准教授へのインタビュー記事を公開!エモーショナルリンク「EMOTIONAL LINK」

投稿日:2023年1月31日 更新日:

エモーショナルリンクのインタビュー企画「EMOTIONAL LINK」に、九州大学の妹尾准教授へのインタビュー記事が登場!

「広告心理」に関して、妹尾先生独自の見解を述べます。

 

エモーショナルリンク「EMOTIONAL LINK」近い将来、人間心理を利用しての広告戦略は終焉を迎えさせねば、社会をそこに行かせねばならないと思う…

 

 

 

エモーショナルリンクは、起業家・大学教授の方々にビジネスのヒントを伺うインタビュー企画「EMOTIONAL LINK」を実施しています。

今回は、現代広告における心理学の活用のされ方について警鐘を鳴らす、九州大学 妹尾武治(せのお たけはる)准教授へのインタビュー記事「近い将来、人間心理を利用しての広告戦略は終焉を迎えさせねば、社会をそこに行かせねばならないと思う…」が公開されました。

知覚心理学を専門とする妹尾先生は、現代の広告について、「現代の多くの広告は心理学を利用して消費者に嘘を信じ込ませ、企業に利益をもたらしているのではないか」と警鐘を鳴らします。

例えば、ウイスキーを売り出している会社AとBがあって、商品価値ではBの方が劣っているとして、それでも、広告やデザインでBの方に人が流れるなら「それは『嘘』だ」という見方を持つ方々がいたとしても不思議ではありません。

スーパーやレストランで客単価と滞在時間をBGMのパターンで調整できることや、サブスクリプション型サービスの「初めの1ヶ月は無料!」という謳い文句も人間の「現状維持バイアス」という心理作用を巧みに利用した仕組みであり、こうした儲けのエビデンスは多くの心理学の論文によって提供されてきました。

しかし結局、自分が提供したいものの本当の魅力が正しく伝わり、それによって構築された関係性こそがもっとも長続きし、そして自分と相手双方に幸せをもたらすのではないか、つまり自分を大きく見せたり、一時的に過剰な利益を産むような「心理テクニックの利用」は愚かであり、事実、昨今ではそうした広告のあり方に変化の兆候が見えている、と妹尾先生は述べます。

そんな当インタビュー記事は、広告のイメージ戦略が盛んな現代において、自分にとって本当に価値あるものを見極める目を養うきっかけを提供。

また、競争過多な現代の広告戦略に疲弊している経営者・ビジネスマンの方には、新たな広告戦略のヒントを提供します。

 

九州大学 妹尾武治(せのお たけはる)准教授へのインタビュー記事「近い将来、人間心理を利用しての広告戦略は終焉を迎えさせねば、社会をそこに行かせねばならないと思う…」を公開。

エモーショナルリンク「EMOTIONAL LINK」の紹介でした☆

Copyright© Dtimes , 2024 All Rights Reserved.