田野紀代子さん登壇!美容考古学研究所「土偶の作り方を通して考える、土偶の意味」

投稿日:2022年11月18日 更新日:

学校法人国際文化学園の美容考古学研究所にて、「土偶の作り方を通して考える、土偶の意味」をテーマにした勉強会が行われました。

土偶作家として知られる田野紀代子さんを迎えた、縄文時代の人々はどのようにして土偶を作ったかを知ることができる勉強会です。

 

美容考古学研究所「土偶の作り方を通して考える、土偶の意味」

 

 

学校法人国際文化学園の美容考古学研究所では、毎月末の最終水曜日に定例サロンを無料開催中。

2022年10月度の勉強会では「土偶の作り方を通して考える、土偶の意味」をテーマにした勉強会を実施。

土偶作家として知られる田野紀代子さんが、土偶の作り方についてお話しいただきました。

 

 

縄文時代の人々はどのようにして土偶を作ったかを知ることができる勉強会。

サロンでは、滋賀県と千葉県で出土されている二つの有名な土偶、トルソ型土偶、バイオリン型土偶についての話し合いが行われました。

これらの土偶は、草創期、早期という縄文初期のもので、いずれも頭がなく、首に穴が開いているのが特徴。

田野紀代子さんからは、「この穴は、製作中に用いた棒の痕跡ではないか」という見解も話されました。

棒の周りに粘土をつけ、その棒を軸に成形すると、このような小さな土偶を効率的に作れるという見解です。

田野紀代子さんの説は、作り手だからこそ考えられる意見であり、会場の方々はうなずきながら聞いていました。

 

2022年11月度のサロンテーマ「石器」

 

 

参加費:無料

開催日:2022年11月30日(水)16:00

開催場所:国際文化学園美容考古学研究所

所在地:渋谷区神泉町1-4 国際文化理容美容専門学校渋谷校 6号館B棟4F

 

2022年11月度のサロンのテーマは「石器」

石器研究家の佐藤洋さんをゲストに迎え、縄文時代の石器づくりを再現。

縄文時代には槍先、弓先端部、銛などの狩猟具、動物質の皮・肉・角・骨や植物質の木などを加工するために用いられた石匙、穴をあけるきりなどの工具があり、これらの工具は全て石材を加工して作られています。

これらの石器は実際にどのぐらいの切れ味だったのか、果たして、縄文人は髪を切る、髭を剃るといった文化・習慣はあったのか。

2022年11月度のサロンでは特別に、実際に石器も用意し、会場の方々と考察していく勉強会です☆

 

土偶作家として知られる田野紀代子さんを迎えた、縄文時代の人々はどのようにして土偶を作ったかを知ることができる勉強会。

学校法人国際文化学園の美容考古学研究所にて行われた、「土偶の作り方を通して考える、土偶の意味」をテーマにした勉強会の紹介でした☆

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