東急エージェンシーは、フィジカルとデジタルが融合した「Phygital」な生活空間での、コミュニケーション最適化を提供する、「Phygital Syndicate」が活動を開始したことを発表しました。
東急エージェンシー「Phygital Syndicate」活動開始
東急エージェンシーは、フィジカル(リアル)とデジタルが融合した「Phygital」な生活空間での、コミュニケーション最適化を提供する、組織横断型チーム「Phygital Syndicate(フィジタル・シンジケート)」が活動を開始したことを発表!
「Phygital Syndicate」はお客様の直面している課題に応え、より付加価値の高いブランド体験を実現するために、「お客さまのバリューチェーン全体での価値共創」に取り組んでいるそうです。
企業のバリューチェーンの各プロセスで、デジタルテクノロジー活用の重要性が高まり、同時に、フィジカルな顧客接点でのデジタル変革も進行しています。
コミュニケーション活動のプロセスでも「フィジカルとデジタルが融合した生活空間=Phygital(フィジタル・Physical+Digital)」上の顧客接点で、効率的かつ感動的なブランド体験を実現することは、現代の価値創造における重要なテーマです。
組織横断型の戦略チーム「Phygital Syndicate」を発足し、デジタルメディア/マスメディア/TOKYU OOH/データドリブンマーケティング/ストラテジー/カスタマーエクスペリエンスなどそれぞれの専門家の知見を統合したソリューションを開発していきます。
「Phygital Syndicate」には、メディア領域におけるデータマーケティングの第一人者である沼田 洋一さんがエグゼクティブプロデューサーを務め、チームの活動を牽引します。
「Phygital Syndicate」が目指すソリューション(基本構想)
“Phygital Communication Planning”をコンセプトに、「フィジカルとデジタルが融合した生活空間=Phygital」上の顧客接点で、効率的かつ感動的なブランド体験を計画・実行していきます。
そのために、
1. DMPをはじめとしたデータ基盤の整備
2. 効果を測る分析ツールの高度化
3. 体験価値文脈を最適化する「Phygital Communication Method」の開発
4. 統合配信システム「Phygital Advertising Platform」の運用
に取り組みます。
「Phygital Communication Method」の特長
基本構想において体験価値文脈を最適化するプランニングメソッドに位置付けている「Phygital Communication Method」では、以下の3つの特長を発揮していきます。
特長1. フィジカルな顧客接点でのデジタルテクノロジー活用
フィジカルなメディア/顧客接点では、デジタルテクノロジーを使うことでインタラクティブでリッチな体験価値を提供でき、顧客データをデジタルデータ化できます。
特長2. フィジカルとデジタルの顧客接点の組み合わせ
統合コミュニケーションにおいて、PESO(Paid、Earned、Shared、Owned)メディアは、フィジカルとデジタルにまたがっています。
フィジカルなメディア/顧客接点での「体験価値」、デジタルな顧客接点/施策での「体験価値」、これらを統合的に計測し可視化する手法を開発していきます。
特長3. すべての顧客接点をデータで可視化
デジタルメディアでは、事後の数値がインプレッションなどで計測されますが、フィジカルなメディアでも同様の指標を導入し、アクチュアル指標を設定することで結果を検証できるようにします。
組織横断型チーム「Phygital Syndicate」とは
「Phygital Syndicate」は、東急エージェンシーのデジタルメディア/マスメディア/TOKYU OOH/データドリブンマーケティング/ストラテジー/カスタマーエクスぺリエンスそれぞれの専門家が結集した組織横断型の戦略チームです。
発足時点では、同社で各領域をリードする下記のメンバーが基本構想に基づきサービス開発を進めていきます。
「Phygital Syndicate」では、東急グループの一員である同社の特長「フィジカル」と「デジタル」をPhygital視点で統合し、お客さまとともに効率的で感動的なブランド体験を実現していきます。