常陸国出雲大社では、創建より30周年を迎えた記念事業として、新たに多目的ホール「山鬼(さんき)ホール」を備えた新社務所を造営。
また、「常陸国出雲大社 御鎮座30周年記念 金子富之展 宇宙蛇の夢」を山鬼ホールで2023年5月21日から開催中。
現代美術家・金子富之さんの代表作2作品をはじめとした大作が展示される企画展です。
常陸国出雲大社 御鎮座30周年記念「金子富之展 宇宙蛇の夢」
会場:常陸国出雲大社社務所内山鬼(さんき)ホール
会期:2023年5月21日より一般公開
公開時間:9:30~15:00
料金:入場無料
主催:常陸国出雲大社/ギャラリー桜林
協力:ミヅマアートギャラリー
常陸国出雲大社では、創建より30周年を迎えた記念事業として、新たに多目的ホール「山鬼(さんき)ホール」を備えた新社務所を造営。
また、山鬼ホールでは「常陸国出雲大社 御鎮座30周年記念 金子富之展 宇宙蛇の夢」を2023年5月21日から開催中です。
現代美術家・金子富之(かねこ とみゆき)さんは、1978年埼玉県生まれ。
幼少より土俗的な精神世界へ興味を持ち、高校卒業後は「遠野物語」などを育んだ東北の土地がもつ空気に惹かれ、山形の東北芸術工科大学で日本画を学び博士課程を修了します。
卒業後も山形に留まり、山中の古民家を住居兼アトリエにして、日本をはじめ世界各地の妖怪・精霊・神仏など目に見えない精神的な存在を平面に置き換え続けています。
作品は調査研究を元に独自の解釈で描かれ、その大胆な構図と圧倒的な迫力で注目を集めています。
2015年には文化庁新進芸術家海外研修制度により、カンボジアで上座部仏教やヒンドゥー教、精霊信仰などの造形美術に触れ、スケッチを重ねました。
本展では、金子富之さんの代表作であり常陸国出雲大社コレクションでもある『レッドバナスパティラージャ』『天手力男神(あめのたじからおのかみ)』の2作品を公開。
さらに、ホールの天井画として奉納された大作『宇宙蛇』、そして最新作である『須佐之男(すさのお)』も併せて展示されています。
2023年5月21日より一般公開されている、常陸国出雲大社 御鎮座30周年記念「金子富之展 宇宙蛇の夢」の紹介でした☆